CF-N9に刺さってるUSBメモリーにArch Linuxをインストールした話(できたよ!!)
この記事にかかれていること実践して起きたいかなる被害についても私は責任を取りません。自己責任で。
どーも、BobbyQuineです。さて今回は例のArch Linuxのお話です。前回、BIOSが起動しなくなって放置したわけですが結局熱暴走だった臭いです。そのうちバラして掃除しないと。
さて、前回(Arch LinuxをPanasonic CF-N9のUSBドライブにインストールしたい(が、できなかった) - BobbyQuineのブログ)までにすでにLiveDiscは作成してある前提で話進めてきます。
まず、怖いのでインストールするUSB以外のすべての記憶デバイスを外します。メインで使ってたUbuntu君のSSDも外しちゃいました。
こっから先はぶっちゃけArch Linuxの公式インストールガイドを見てもらったほうがわかりやすいと思います。どんな人のブログよりも最終的に読みやすかった。
であと、参考にしたページ
https://qiita.com/Gen-Arch/items/da296b7cbe5d87abc5a4
http://note.kurodigi.com/post-0-21/
では行ってみよー!!
まずはとりあえずディスク挿入して電源ポチー。そんでなんか選択肢出てくるけどそのままEnter。そーするとLiveDiscで起動してコマンド待機状態になるハズ。
キーボードレイアウトの変更
# loadkeys jp106
ネットワーク接続
今回は無線(Wi-Fi)でやっていきます。
# wifi-menu
システムクロック更新
# timedatectl set-ntp true
確認は
# timedatectl status
# ls /sys/firmware/efi/efivars
これでno search file or directoryだったらBIOS起動
今回はBIOS起動であることを前提に話を進めていく。
現在のパーティションの確認
# fdisk -l
これでどのドライブにインストールするか探す。まぁ、今回はわざわざ他のドライブは外してるのですぐ見つかる。
partedによるパーティション分け
※partedの使い方はparted -hで見られる。
今回書くのは/dev/sdaだった場合の例である。また、swap領域は確保しない。
RAMを2GB以上積んでるならswap領域は無い方が良い的なことがたしか公式に書いてあった。またパーティション分けのサイズも例である。今回はbootをsda1、rootをsda2、homeをsda3とする。
# parted /dev/sda
(parted)mklabel msdos
(parted)mkpart primary ext4 1MiB 100MiB
(parted)mkpart primary ext4 100MiB 6GiB
(parted)mkpart primary ext4 6GiB 100%
(parted)q
ファイルシステムの作成
# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mkfs.ext4 /dev/sda2
# mkfs.ext4 /dev/sda3
マウント
インストールのためにマウントしていきます。この時、マウントの順番を間違えないように。
# mount /dev/sda2 /mnt
# mkdir /mnt/boot
# mkdir /mnt/home
# mount /dev/sda1 /mnt/boot
# mount /dev/sda3 /mnt/home
ミラーリストの選択
/etc/pacman.d/mirrorlistを編集していく。
# nano /etc/pacman.d/mirrorlist
・<Ctrl>+<W>で"japan"と検索
・そのServer = ~の行を<Ctrl>+<K>で切り取り
・上の方に戻ってリストの先頭に<Ctrl>+<U>でペースト
・<Ctrl>+<X>で終了。保存するかとか聞かれるので保存してね。
ベースシステムのインストール
# pacstrap /mnt base base-devel
fstabの作成
# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
システムに入ろう
インストールが終わったらシステムに入る。
ロケールの設定
# vi /etc/locale.gen
で中の
の2つのコメントアウトを外す。そのあと
# locale-gen
# echo LANG=en_US.UTF-8 > /etc/locale.conf
# echo KEYMAP=jp106 > /etc/vconsole.conf
タイムゾーンの設定
# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# hwclock --systohc --utc
ホストネーム
※斜体のところは自分で決める。
# echo myhostname > /etc/hostname
同じ名前を/etc/hostsにも追加
#vi /etc/hosts
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
::1 localhost.localdomain localhost
127.0.1.1 myhostname.localdomain myhostname
ネットワーク設定
今はLiveディスクから起動しているのでネットに繋げているが再起動すると繋がんなくなる。
にっちもさっちも行かなくなるのでここちゃんとやって。
#pacman -S iw wpa_supplicant dialog
あとよくわかんないけどデバイスドライバとかそのへんやっとくだけやっとこ<<なんも理解してない。
今回はフツーにドライバとかあったのでその辺全然いじらずにすんだ。
rootのパスワード設定
# passwd
新規ユーザー作成
# useradd -m -g users -G wheel -s /bin/bash newusername
# passwd newusername
GRUBのインストール
今回はBIOS起動の場合である。UEFIになるとちょいとやることが違う。
# grub-install --target=i386-pc --recheck /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
再起動の前に
#exit
追記(2018/1/25):このままだと再起動したあと、再度wifi設定しないとネットに繋がらない。そこでLiveDiscで使った設定ファイルをコピーしとく。
まずは設定ファイル名の確認。おそらく<デバイス名>-<SSID>ってファイルがあるはず
# cd /etc/netctl/
# ls
仮にここで設定ファイル名をprofileとする。
# cp profile /mnt/etc/netctl/
これでおっけ。
追記ここまで。
#umount -R /mnt
以上。今度はちゃんとまたジャンク買ってきてインストールしたい。
あとGUIは現状xfceにしようかと考えてます。実装したらまた記事書きますんで。
バーイ!!
追記(2018/1/15/02:48): xfceを導入した記事を書きました。
ジャンクを買ってきてArch Linuxを入れてついでにGUI環境としてxfce4を導入した話 - BobbyQuineのブログ