ジャンクを買ってきてArch Linuxを入れてついでにGUI環境としてxfce4を導入した話
ここで書いてあることを実践する場合は自己責任で。
参考にしたページ
http://note.kurodigi.com/post-0-20/
http://note.kurodigi.com/post-0-19/
http://note.kurodigi.com/post-0-26/
本日アキバにて、ジャンクのPanasonic CF-S9を入手しました。
早速弄ってみましたのでその過程を。
まず購入したのがこちら。かなり状態が良いです。見つけたときむっちゃテンション上がりました。
HDDからSSDへの換装
中に残っているHDDをSSDに変えていこうと思います。
1.バッテリーを外す。
2.ここのネジを外して
するとブレてますけどこっからHDD抜けます。あとはうまくやって。
あとはSSD入れてコネクタくっつけてカバーネジ止めしてバッテリー指して終わり。
Arch Linuxのインストール
この辺参考にしてください。
Arch LinuxをPanasonic CF-N9のUSBドライブにインストールしたい(が、できなかった) - BobbyQuineのブログ
CF-N9に刺さってるUSBメモリーにArch Linuxをインストールした話(できたよ!!) - BobbyQuineのブログ
GUI環境の選択
まぁGUIってGNOMEとかKDEとか色々あるけど今回は軽量でかわいいネズミアイコンなxfce4にしようと思う。
グラフィックドライバのインストール
とりま
でグラフィックボードを確認。
今回はIntel製だったので
Xservserのインストール
xorg-server-utilsは現在リポジトリにない。どうやらxorg-appsというパッケージにまとめられたようである。(2018/1/25、間違いに気づいたので訂正しておきます)
# pacman -S xorg-server xorg-apps xorg-xinit
# pacman -S mesa
X11のキーボードレイアウトの変更
# vim /etc/X11/xorg.conf.d/10-keyboard.conf
で、中に
Section "InputClass"
Identifier "Keyboard Default"
MatchIsKeyboard "yes"
Option "XkbLayout" "jp"
EndSection
と記述。
デスクトップ環境のインストール
# pacman -S xfce4
ルートから一般権限アカウントに一度変えて
$ startxfce4
で起動を確認。
なお、今回はデスクトップマネージャは導入しない。CUIからログインしたいし。
sudoの有効化
更新2018/1/26 : Archの書き方がちょっと違ったので修正。修正前でも動くけど。
Ubuntuなんかで使えるsudoを使えるようにする。
#visudo
で中身を見て
root ALL=(ALL) ALL
を探し、その下に
username ALL=(ALL) ALL
と足す。※usernameはsudoを使えるようにしたいアカウント名
日本語化
今回は環境変数は英語のままで行きます。CUIのときに文字化けするので。
フォントのインストール
# pacman -S otf-ipafont
fcitxの導入
# pacman -S fcitx-im fcitx-configtool fcitx-mozc
環境変数の設定
$ vi ~/.xprofile
export GTK_IM_MODULE=fcitx
export QT_IM_MODULE=fcitx
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
で、あとはリブートしてから
$ startxfce4
でGUI起動して
とまぁこんな感じで設定しちゃってちょー。
ついでにショートカットの設定
前にTOUGH BOOKの記事で使っていたのがxfceだったのでおそらくわかると思うが、
GUI上でのxfce4のターミナルエミュレーターは起動コマンド
$ xfce4-terminal
である。
アプリケーション起動系のショートカットはapplications→settings→keyboard、デスクトップ関係のショートカットはapplications→settings→Window Managerで設定できる。
さて、Arch Linuxのインストールが一通りこれで終わったわけだ。かなり面白かった。
今後どんなソフト入れていくか考えているところである、楽しみだ。
じゃ、今回はこの辺で!!