BobbyQuineのブログ(備忘録)

Linux関係の備忘録、その他タバコ、Vape関連なんかも。

TOUGH BOOK CF-18 Gentoo Linux の個人的環境設定

コレはあくまで個人的備忘録です。試すなら自己責任で。

 

jfbterm

コンソールで日本語とかロシア語を使いたいのでとりあえず表示用に

 

# emerge --ask --verbose app-i18n/jfbterm

 

使うときは

$ jfbterm -q

 

fbida

Xを立ち上げない状態でコンソール上で画像が見たい。

 

# vim /etc/portage/make.conf

 

USE変数に " fbcon " を追加

 

# emerge --ask --verbose fbida

 

使うときは

 

$ fbi imagefile

 

fbgrab

CLI環境でスクショが撮りたかったので入れた。なお、通常のCLIだと撮れない。原因は不明。とりまjfbtermのは撮れるのでそれで良し。

 

# emerge --ask --verbose media-gfx/fbgrab

 

使うときは

$ fbgrab -s2 imagename.png

 

-s2は2秒後というオプション。png形式オンリーっぽい。

 

コンソールのlocaleをロシア語にする。

jfbtermを起動せずともロシア語であればコンソール用フォントがあったのでやってみた。また、ruキーボードを使っても良かったのだがそれだと各記号の配置が違うので使いづらい。そのため、キリル文字を打つのにruキーボードのAltGrを押していない状態をjp106配列に変えた独自キーマップを作成した。このとき、Caps Lockが鬱陶しいのでAltGrに変えてしまった。

 

参考ページ

https://wiki.gentoo.org/wiki/Keyboard_layout_switching

http://www.oldnix.org/rus-gentoo-linux/

 

まず、コンソールでUnicodeが使えるようにしておく。私の環境ではすでになっていた。

 

# vim /etc/rc.conf

unicode="YES"

 

 

次にコンソールのlocaleをru_RU.utf8にする。まぁこれは適当にインストール時の記事でも参考にして。

http://bobbyquine.hatenablog.com/entry/2018/02/28/143630

 

コンソールフォントをキリル文字対応のものにする。

 

# vim /etc/conf.d/consolefont

consolefont="cry-sun16"

 

このとき、元のフォントがわからなくなるのが嫌なので元のconsolefont=の行はコメントアウト化しとくのをおすすめする。

また、このconsolefontとして選択できるものは " /usr/share/consolefonts/ " の中を確認すればわかる。これ、日本語対応のフォントねぇのかな?

 

さて今度はキーマップ。

 

# vim /etc/conf.d/keymaps

keymap="ru"

 

ここで独自キーマップがいい人は適当にexample.map.gzってファイル作ってそれを " /usr/share/keymaps/i386/qwerty/ " 下にでも持っていって、

 

keymap="example"

 

としてください。私が作成したキーマップについてはどっかで公開します。

で、あとはフォント、keymapがboot時に読み込まれるようにする。ただしここで書くのはinitシステムにOpenRCを使っている場合である。

 

# rc-update add keymaps boot

# rc-update add consolefont boot

 

あとは再起動でオッケ。

 

jfbterm上で日本語を打てるようにする

 

参考ページ

https://qiita.com/Pseudonym/items/9ff0e9028dfd6bad5958

https://wiki.gentoo.org/wiki/Localization/Guide/ja

 

日本語を扱うにはキーボードを打ったときに直で入力先に反映するかそれともローマ字として日本語に変換するソフトに出力するかを切り替えるスイッチのようなソフトウェアと、漢字等への変換をして返すソフトウェアが必要である。(この説明あってる??)

今回は前者にuim、後者にanthyを使ってやってみる。

 

USEフラグなんかは過去記事の状態を参考のこと。

 

まずはAnthyのインストール

 

# emerge --ask --verbose app-i18n/anthy

 

これが終わったらとりまUSEフラグにunicodeanthy、Xを追加しとく。また、効果があるかは知らんが一応 " L10N="ja" " とmake.confに追加しとく。

 

# vim /etc/portage/make.conf

 

そしたらuimを入れる。

 

# emerge --ask --verbose app-i18n/uim

 

んで最後に使うユーザーの~ディレクトリに.uimというファイルを作り

 

$ cd ~

$ vim .uim

(define default-im-name 'anthy)

(define-key generic-on-key? '("<Control> "))

(define-key generic-off-key? '("<Control> "))

 

って感じにしておく。これでuimのon/offが<Ctrl>+<Space>となった。

あとはjfbtermを起動してから

$ uim-fep

と実行すればuimが起動して日本語も打てる様になる。

 

この記事は完全にいつも以上にチラシの裏書きなので参考にするもしないもご勝手に。

そのうちそれぞれについて記事書くかもだけどとりあえず公開しとく。